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全自動核酸抽出システムMagCore® 〜 正確な遺伝子解析データのために 〜
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MagCoreは、多様な生体試料からDNAやRNAを、磁気ビーズ法により全自動で抽出することができるシステムです。対象試料や目的ごとに、最適化された試薬カートリッジキットと装置内蔵のプロトコルが用意されており、高純度でコンタミネーションのない核酸を高い収率で得ることができます。操作はとてもシンプルで、どなたでも簡単にご使用できます。
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MagCoreシステムで採用されている磁気ビーズ、ピペットチップおよびカートリッジは、従来の自動抽出システムにおける課題を解決し、安定した信頼性の高い核酸抽出を実現するために独自に開発されたものです。セルロースコートされた磁気ビーズは効率の高い核酸との結合と乖離、そして撹拌よる高い分散性を実現します。また工夫されたピペットチップ先端の形状はチューブの底からほぼ完全に溶液を吸い取ることを、そしてカートリッジの独特な形状はピペッティングによる強い撹拌と磁気によるビーズの完全な分離をそれぞれ可能にしました。
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また、MagCoreシステムでは、従来のシステムで問題となることがあったクロスコンタミネーションの問題を排除するためにも工夫がなされています。試薬カートリッジは各検体用にアルミシールされており、装置は試料ごとに独立したチャネルを有しピペットの動線が交差することはありません。また装置に内蔵されたUVランプにより、各運転後に装置内部を除染することができ、安全性にも配慮されています。
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これらの特長に裏付けられた核酸抽出の高い精度ならびに安全性を背景として、MagCoreは欧州の体外診断用製品CE-IVDの認証、ならびに米国のFDAへの登録がなされています*。また、製造プロセスは、医療機器の品質保証のための国際標準規格「ISO 13485」に準拠しています。
- * 日本国内の体外診断用医薬品の承認を意味するものではありません。
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MagCoreシステムの優れた性能、ならびにコスト・パフォーマンスは世界中で高い評価を受け、これまでに数多くの研究所・検査機関で採用され、遺伝子関連の研究・検査の精度の向上、省力化に日々、貢献しています。
MagCoreシステムを利用した研究論文
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- MagCore® Plus II
- MagCore Plus IIは、前モデルのHF16 Plusの安定的で信頼性の高い核酸抽出の性能、そして定評のある使い易さをそのままに、Wi-Fiでの抽出工程のモニタリング機能、及び、抽出関連情報のトレース機能が加えられた最新モデルです。さらに全体の大きさがコンパクトになり、狭いスペースでも扱い易くなりました。
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- 主な操作パラメーター
- 処理能力: 1-16サンプル
処理時間: 30-90分(プロトコルによる)
試料容量: 200μl / 400μl / 1,200μl / 3ml / 4ml
抽出容量: 30μl / 60μl / 100μl / 150μl / 200μl
核酸の純度: DNA: O.D A260/280 ratio 1.8 ± 0.1 ; RNA: O.D A260/280 ratio 2.0 ± 0.2
ピペット精度: 500μl ≤ 4%
MagCore Plus II 製品詳細(PDF)
MagCore Plus II 紹介動画(YouTube)
税別本体価格 3,800,000円
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- MagCore® Super
- MagCore Superは、HF16 Plusの核酸抽出工程に加え、その後の分光光度計による定量工程までを全自動で行うことができるハイエンド・モデルです。さらにバーコードスキャナーを標準装備し、各試料と抽出した核酸の定量データを結び付けて管理することができます。日常的に行われるPCR等の多検体の処理に威力を発揮する一台です。
- 主な操作パラメーター
- 処理能力: 1-16サンプル
処理時間: 30-90分(プロトコルによる)+約15分(定量工程)
試料容量: 200μl / 400μl / 1,200μl
抽出容量: 30μl / 60μl / 100μl / 150μl / 200μl
収量: ヒト全血200μlから、平均6μgのGenomic DNA
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- 核酸の純度: DNA: O.D A260/280 ratio 1.8 ± 0.1 ;
RNA: O.D A260/280 ratio 2.0 ± 0.2
ピペット精度: 500μl ≤ 4%
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MagCore Super 製品詳細(PDF)
MagCore Super 紹介動画(YouTube)
税別本体価格 5,600,000円
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- MagCore® HF48
- MagCore HF48は、48サンプルから同時に核酸抽出を行うことができるハイスループット・モデルです。各チャネルは他のMagCore機器と同様に試料ごとに独立しており、ピペットの動線は互いに交差することがありません。多検体処理でありながら、クロスコンタミのない理想的な核酸抽出を実現します。
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- 主な操作パラメーター
- 処理能力: 1-48サンプル
処理時間: 30-90分(プロトコルによる)
試料容量: 200μl / 400μl / 1,200μl
抽出容量: 60μl / 100μl / 150μl / 200μl
収量: ヒト全血200μlから、平均6μgのGenomic DNA
核酸の純度: DNA: O.D A260/280 ratio 1.8 ± 0.1 ; RNA: O.D A260/280 ratio 2.0 ± 0.2
ピペット精度: 500μl ≤ 4%
MagCore HF48 製品詳細(PDF)
MagCore HF48 紹介動画(YouTube)
税別本体価格 7,900,000円
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- MagCore 核酸抽出装置セレクションガイド(PDF)
- MagCore 試薬カードリッジキット
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